月々のスマホ利用料を1/3程度に下げてしまうことができ、しかも提供している回線は大手キャリアと比べると遅くなることがあるとはいえ、電波の範囲もドコモやauの回線を借りているので全く同じ。
そんなメリットの多いsimフリースマホですが、乗り換えてスマホをいざ使おうとすると…
今まで問題なくスマホを利用することができていた自宅で、なぜか圏外に?!
なんてことになってしまうケースも。(まさに管理人の私のことです。笑)
誰しもが安くて高性能なスマホを手に入れたいと考えると思うのですが、そんなんときにスマホのスペックばかりに気を取られていると、管理人のように自宅で圏外という困ったことになる可能性もありますので、simフリースマホを選ぶ際には端末の対応バンド(周波数帯)を確認するようにしてください。
スマホの対応バンド(周波数帯)とは何か
simフリーのスマホ端末を選ぶ際にチェックしておきたい対応バンド(周波数帯)とは、そのスマホ本体が電波をキャッチすることのできる種類のようなもの。
携帯電話には様々な周波数帯の電波が使われており、Aの周波数帯をキャッチするにはスマホにもAの周波数帯をキャッチするアンテナが装備されていないといけないとイメージしてもらえたらわかりやすいでしょうか。
simフリースマホは日本国内だけでなく、世界中で利用できる端末なので、海外でも幅広く利用できる代わりに全ての周波数帯の電波をキャッチできるわけではないのです。
逆にドコモやau、ソフトバンクなどの大手キャリアから販売されているスマホ端末は日本で利用することしか考えていませんので、日本で使われている周波数帯はキャッチできるようになっています。
周波数帯の種類によって通信速度で違いが出たりするのですが、それだけでなく、バンド1と呼ばれる周波数帯はキャッチしてもバンド19と呼ばれる周波数帯はキャッチしないといったsimフリースマホを選んでしまうと…
バンド1のエリアから外に出たときに、大手キャリアのスマホなら利用できるのに自分は圏外ということになるわけですね。
どのバンドに対応したsimフリースマホを選ぶべきか
simフリースマホの説明には、必ず対応バンドが表示されているのですが、1〜41までたくさんの対応バンドが載っていてよくわからないかと思います。
実際、管理人もよくわからないまま「まー大丈夫でしょ」と購入して失敗しましたから。笑
ほとんどの格安simを提供している通信会社はドコモ系ですし、管理人もmineoのDプラン(ドコモ系回線)を利用していて確信が持てるので、ドコモ系の格安simを利用する人に向けて、どのバンドに対応したsimフリースマホを選ぶべきかご紹介します。
ドコモ系の格安sim回線でsimフリースマホを利用するなら…
ズバリ!
バンド1とバンド19に対応しているかを、絶対に確認してください。
バンド1はほとんどのsimフリースマホが対応しているのですが、バンド19は対応していない端末も多く、このバンド19というのは遠くまで電波が届く上に壁などの障害物を回り込んで届くといった特徴がある周波数帯の電波なのでキャッチするかどうかは重要です。
管理人のsimフリースマホはバンド19に対応していないために、自宅が圏外ですからね。
バンド1とバンド19は、ドコモ系の格安sim回線を利用するなら必須。
あとはバンド3とバンド21にも対応してくれていれば、なお良し、といったところでしょうか。
逆に、バンド1とバンド19さえ対応していれば、安心できます。
バンド1とバンド19に対応しているsimフリースマホ
apple
詳細はこちら
→ 国内版SIMフリー iphone8 plus 256GB silver
iPhoneはiPhone SEでもiPhone 6~8、さらにはiPhone Xまで、全世界で利用されることを前提として製造されているので、simフリー版でもバンド1とバンド19は当然のこと、日本で利用されている多くの周波数帯の電波をキャッチしてくれます。
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→ Apple iPhoneSE A1723 (MLXQ2J/A) 64GB
ASUS
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→ ASUS Zenfone 4 5.5 ZE554KL
ASUSでは
ZenFone 4 Pro、ZenFone 4、ZenFone 4 Selfie Pro、ZenFone Live、ZenFone Zoom S、ZenFone AR
上記端末がバンド1とバンド19に対応しています。
詳細はこちら
→ ASUS ZenFone AR SIMフリースマートフォン
Huawei
詳細はこちら
→ Huawei 5.2型 P10 lite SIMフリースマートフォン
Huaweiでは
HUAWEI P10 Plus、HUAWEI P10、HUAWEI P10 lite、HUAWEI nova、HUAWEI nova lite
上記端末がバンド1とバンド19に対応しています。
詳細はこちら
→ HUAWEI Nova Lite
Motorola
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→ モトローラ SIM フリー スマートフォン Moto Z2 Play 4GB
Motorolaでは
Moto Z2 Play、Moto G5S Plus、Moto G5 Plus、Moto G5
上記端末がバンド1とバンド19に対応しています。
詳細はこちら
→ モトローラ SIM フリー スマートフォン Moto G5 Plus 32GB
Sony
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→ Sony Xperia XZ Premium Dual G8142
Sonyでは
Xperia XZ Premium、Xperia XZs
上記端末がバンド1とバンド19に対応しています。
詳細はこちら
→ Sony Xperia XZs G8232 Dual SIM
まとめ
格安sim回線とセットで販売されているsimフリースマホは確認済みの場合が多いので気にしなくてもいいかもしれませんが、自分でsimフリー端末を用意する場合には、対応バンド(周波数帯)の確認を忘れるとスマホが使い物にならない可能性もあるので、注意してください。
それさえ確認しておけば、格安スマホは快適ですし、通信料金も抑えることができて最高です!
対応バンド(周波数帯)の確認をしたあとは、スマホのスペックや重量、薄さ、デザインなど、自分の好みで選んでくださいね♪